月雑記

くだらないけど、誰かに話したくなる実話。

『汝、星のごとく』

こんにちは、月(ルナ)です。

今日も読んで頂きありがとうございます♡
初めましての方もありがとうございます♡

母が「びっくりドンキー」と
ドン・キホーテ」を完全に言い間違えていて
話が噛み合わずに
大爆笑していた、我が家です🤣

こんな間違いってあるあるなのでしょうか?






お題「この前読んだ本」

さて今日のお題に関してですが

今話題になっている【汝、星のごとく】を手に取った私。
こんなにも分厚い本を読むのは4年ぶりぐらい。
いつもだったら
イケメンや可愛い子が出ている雑誌の
コメントやインタビューぐらいしか読まない奴=私
それどころか自分の長ったらしいブログを添削することも
ちょっと苦手。

たまたま久しぶりに会った友達に
「趣味がほしい」と相談したところ
読書を勧められ、この本に出会った。

感想を書くにあたり、ネットで高校生の感想文を
読んでみたけど語彙力や想像力も桁違い…
高校の現代文も漢文も古文もなんとも言えない成績の
私が今から書いていくことは
ただただ、読書に慣れてない奴が
たまたま、出会った本の感想を書いていくだけ。
それなりに頑張って書いてみるけど
ハードルを上げないで頂きたい笑

【以下、ネタバレを含みます】






人生の中の17歳から32歳までを描いた2人の恋の話。
生きる上でのさまざまな問題と、恋愛感情、
瀬戸内の美しい情景が自然と頭に浮かび
たった6時間で読んでしまった。

映画で例えると「溺れるナイフ
が頭にちらついた。

瀬戸内を舞台にした島の中は
人の視線が常に気になる、
他人が他人を作り、街を創造する
いろんな意味で縛られた
刑務所のような世界に思えた。

自己啓示と秘密の共有が生んだ10代の甘い恋
現実と理想のような生活と心の差が生まれる20代
罪を背負う覚悟と新しい回答を求めた30代

私は全てを読み終えた時
「島にはこんな人たちが居たんだよ」
と地元の人から聞かされた話で
都会から移住してきたばかりの
島民になった気分だった。

それぞれの親に共通の「勝手さ」は
人はやっぱり自分が一番可愛くて
仕方がない人間性が生々しかった。
当時の10代の櫂は少しだけ強くみえていたけど
本当は弱すぎていて、快楽の愛を求め満たされている感じが
だんだんと自由奔放な母と重なったようにみえた。
お互いに素直になれなかった、暁美もまた
10代からの櫂が心を支えていたかのように思えたけど
実際は遠い存在に離れてしまい
母が重荷になっていて
我慢や葛藤が続く場面は読んでいて苦しかった。

どちらも本音を打ち明けられない姿が
読み進めていくうちにもどかしかった。

北原先生、なんて新しい人なんだろう。
「互助会」という名の新しい家族の形
愛の形、好きの形、結婚の形は
『普通』じゃなくていいんだと思った。
でもその中にある、普通とか自由って何?って話で
考えさせられる、展開が読みやすかった。

切ないってわかっていても
もどかしいって気持ちになっても
どこかで空いた心の穴を塞ぐように
またもう一度2人の再会を願うように
読みたくなる本

作中に出てくる「じゃがりこ」や「ローソン」
スピッツのチェリー」「MissDior」は
馴染み深い、慣れ親しんだものが
出てきてちょっと嬉しかった。



現役高校生や大学生の中でも
私のように本を普段から読み慣れていない人がいると思う。
そんな人が最初に手にする本であってほしいと感じた。
とにかく【読んでしまった】となる本で
最後を飾る、
切ない感情と共に美しい花火が打ち上がる様子は
どこかでまた…
お互いの幸せの形を願う気持ちになった。

エピーグを読んだ後のプロローグは
「あぁこういう事だったのか」と
納得するトリックで感動した。

続編も気になるので読んでみたい。


お金があればいいってもんじゃないし
いざという時の蓄えもないと駄目な事で
ひたすらにお金の管理や
お金の存在価値を学ぶきっかけになった。
恋愛が趣味というような人間は
ただ自分で自分を
底が見えない沼に落とし込んでいるような気がした。
だから自己を形成して、自立が必要で
そんな人間を目指さないといけない気にもなった。

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毎回のようにダラダラとまとまりが無く
書いてしまいましたが
最後まで読んで頂きありがとうございます😊

本当に初心者の個人的な意見なので
否定的なコメントは受け付けておりません。
ご了承ください。

少しでも読んでみたいと思っていただければ嬉しいし
感想に共感していただける所があれば
スターやはてブで反応していただけると
ありがたいです。
次回の更新も読んでください!!!!!!!

ru-ru-1109.hatenablog.com


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