月雑記

くだらないけど、誰かに話したくなる実話。

隠されたメッセージ。

こんにちは、月(ルナ)です🌙
今日も読んで頂きありがとうございます♡
初めましての方もありがとうございます♡

以前からハマっている、
アニメのワンピースも新シーズンが始まり
ワクワクして日曜日を過ごしていました。

お題「スタジオジブリの中で1番好きな作品を教えてください」


この間、金曜ロードショーで放送されていた
千と千尋の神隠し」を観てみた。
冒頭のホラーが怖くてジブリにトラウマを持った作品であり
内容と人物が理解できずに1番見返したであろう、
今では大好きになった作品。
実は最後まで観たことがないという方もいるのではないでしょうか?
(まさに私の母がそうでした…)

ネタバレを含みますよぉ〜!!

私個人の過去のトラウマ

カオナシがとにかく怖くて、
カオナシが出てくるまでのシーンしか観れなかった幼少期の思い出。
あとは飛ばして最後の
「大当たりぃぃぃーー」のシーンをみるという
今思えば勿体無い見方をしていた…😢
さらにハロウィンの仮装で見かけるカオナシ
ひたすら嫌いだった。
夕暮れになってお化け(神様たち)が油屋へ向かうシーンも
若干顔を隠しながら観ていて、危うかった。
なんで克服できたか、いまだに分からない。
そして10歳の子供向けに作った映画とも思えないくらい…
宮崎駿さんのインタビューより知った。)

でも作品を見返そうと思ったきっかけで
うっすら覚えていることがある。
高校地理の時の授業の雑談だった。
その先生は
千と千尋の神隠し」という作品は
誰でも知っているかもしれないが
八百万の神の話として
ちゃんと知っている人は少ないと言った。
作品中のセリフにも出てくる
八百万の神様たちが疲れを癒しに来るお湯屋なんだよ!」
これを説明してみてと言われると
当時高校生だった私は
誰をさしているか、さっぱり知らない。
神様は分かる、
でも沢山の神様のうちの誰でどのこと?

八百万の神とは
数多く(八百)のさまざまな(万)神様

だから作品を通して
「自然を利用して創造した生活に
今が便利になっている世の中に
感謝して生きること。」
と教えてくれた。

まぁ作品を見て思うことは人それぞれ違うので
こんな見方もあるなぁぐらいに感じた私。
(実は…演劇部出身だった私)
この授業を受けてから
もっとみるべき観点があると思った私は
見返すきっかけとなり
千と千尋に魅了されていったかもしれない。
見返す時にはもう「カオナシ」なんてへっちゃらだった😆


最近になって思う魅力

名作なのであらすじとか
書かなくてもいいかと思ったけど
やっぱり自分なりに伝えることが大事だと思うので
改めてまとめてみることにした。

冒頭はホラーだ。
これは私が経験済みなので怖がらない人は
何かしらの恐怖への耐性がついていると思う。
だけどそれを超えた先に見えてくる
「メッセージ」と「愛」が隠されたファンタジー作品。
私が思うメッセージは
神様(八百万の神)の世界を知るとみえてくる日本の歴史。
細かい所までみるキャラクターの個性と
建物、小物に込められた思い(社会情勢など)
愛は、千尋が母と父を助けたい気持ち。
ハクが千尋を気遣う気持ち。
湯婆婆が坊を愛する気持ち。
それぞれに愛があり、心がある。
優しくないように見える人物でも
怖い部分だけ残るわけではない。
そんな濃いキャラクターの愛情に囲まれて
千尋が成長していく話。

①感受性が豊かな、千尋になりたい

いろんな人に支えられている姿が羨ましい。
(実際に自分もそうだったと思う。)
ドジで何にも分からないけど
リンや湯婆婆、ハクから愛情を受けて
人として成長することが魅力的。
湯婆婆から愛情?なんて思う人もいるかも知れないが
なんだかんだで頼りにされてきた感じが
好かれてたように思えた。
千尋の感情が豊かで社会なんて礼儀なんてものは知らなくて
純粋潔白だからこそ
応援したくなるし、
助けたくなる気持ちも分かってしまう。
1番最後の草原の中で髪飾りが光るシーンは
千尋の成長した強い姿が滲みてきて感動した。

カオナシの好きなところ

『可愛くはない』
だけど銭婆の家の様子がちょっとだけ穏やかにみえた。
チーズケーキを食べる所や
ネズミたちと銭婆の手伝いをするシーン。
時間が経って見返してみると
承認欲求の塊=カオナシのような気がして
自分と比較してた。
後から参考に見てみた、
岡田斗司夫さんのYouTube動画に
カオナシはみんなの中にいるもの」と聞いて納得した。
(岡田さんは主に解説動画をあげている)

www.youtube.com

③いちいち突っ掛かる釜爺のセリフ

「手ぇつけたなら終いまでやれ」
「Good luck」
「愛だ、愛。」
「えーんがちょ、せい!えんがちょ!!!!」
私の心に棘をズキズキと刺してきたセリフたち。
たまに大爆笑。
蜘蛛って嫌なイメージが先入観としてあるし
勝手に怖くてダークなイメージを持っていたが
優しさで溢れていて
見た目で判断してはいけないことを
キャラクターを通して改めて学んだ。
「ぐっとらっぐ👍」と真似して言い合っている。

映画はもちろん
解説動画や雑誌のインタビューをみると
シーンやセリフに込められた意味や
見逃していた所もあったりして
大人になっても
いつまでも噛み締めることができる作品。
ブログを書くに当たって
レビューを見て感想をみてみたり
考察やセリフを書き起こしているサイトがあったりと、
愛されている作品だからこそ
伝えたい想いが多方面にある事を感じた。

【おまけ】

Q.千と千尋が好きならグッズが欲しいですか?

私は要らないと答える。
なぜなら、ホラーが染み付いてしまって
カオナシや湯婆婆を見るだけで
いまだに、お化けを連想してしまうからだ。

だけど
作品は好きだと自信を持って言える。



最後まで読んで頂きありがとうございました‼︎
みんな知っている作品だと思って
なんて書いたらいいか、迷いに彷徨って
こんな形になってしまいました笑
名作映画の作品なので
さまざまな感想があると思いますが
共感した所だったり新たな発見、
価値観の違いを見つけていただければ嬉しいです。
ぜひコメント欄で教えてください。
また、はてブやスターも宜しくお願いします🙇
拡散、共有も大歓迎です。
本日も素敵な一日をお過ごし下さい🩷

次回の更新も読んでください。



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